百人一首
先日、『超訳百人一首 うた恋い』 という本を買いました。
百人一首を現代っぽく訳した本です。
小さい頃に遊んだ記憶や、学生の時の宿題で暗記していた事は覚えていますが、
あまりその歌の意味については深く知らないなーと興味が湧き、購入しました。
歌人の皆さんロマンチック!!
情熱的すぎる!!
とっても楽しめる一冊でした。
百人一首を選考した藤原定家のいる時代では、現代よりも娯楽がなく、
『恋をおしゃれに楽しむ事』が楽しみの一つだったそうです。
なんて楽しそうな!とも思いますが、
そんな中でも、身分の問題で叶わない恋に袖を濡らす人達や、
好きな人と離されて、現代ではあまりみられない政略結婚を強いられた人達もいたんだなぁ・・
と思うと・・切ないです。
しかし、そんな政略結婚を『素敵・・!』と思わせてくれる歌がありました!
「筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて ふちとなりぬる」 <陽成院>
→超訳: あるかないかの想いでさえも 積もり積もって 今はもう君のことがとても愛しい
・・ロマンチック!!
向き合うことの大切さを考えさせられます。
他にもたくさん素敵な歌がありますので、興味が湧いた方は是非読んでみてくださいませ!
オススメです!!
超訳百人一首 うた恋い /著 杉田圭
ゆめみし山科店
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